北海道新聞 2005年(平成17年)10月13日(木曜日)より

川湯パーク牧場のホース・トレッキング
 ●色づく硫黄山摩周湖に感動〜人馬一体 爽快に


[弟子屈]町内跡佐登の「川湯パーク牧場」(長谷川義晃社長)が行っている摩周湖外輪山へのホース・トレッキングが、一味違う体験を求める本州などからの観光客に人気だ。人馬一体となって楽しむ摩周湖の眺望と紅葉狩りは気分も爽快だ。(小坂洋右)

 往復二十キロの馬の道が出来たのは八年前。長谷川社長が周辺の林道をつぶさに歩き、馬で往復四時間のルートにつなぎ合わせた。出だしはアトサヌプリ(硫黄山)を望む牧草地。じき木立に入る。途中、馬の呼吸が荒くなるほどの急斜面もあるが、馬と一緒に乗り越えると達成感がみなぎる。
 登るにしたがって紅葉の色づきも増す。シカの踏み分け道になる八合目で馬を下りる。ササをかき分け上り詰めると、突然、真っ青な摩周湖の湖面が目に飛び込んできた。
              
本州客らに人気
 
このトレッキングにほれ込んで、五年間毎月参加しているという神奈川県平塚市の自営業曽根昭二さん(57)、正子さん(57)夫妻。「いろいろなところを旅したけど、このコースに出会ったあとはもうここばっかり。家族で同じことができるのもいい」と魅力を語る。地元弟子屈町が目指す滞在・体験型観光のヒントも「旅の形」にあるのかもしれない。
 トレッキングは5月から10月までで有料。
 問い合わせは同牧場TEL015-483-2723へ。